JJUG CCC 2018 Spring レポート
JJUG CCC 2018 Spring に行ってきました。
(JJUG CCC:日本Javaユーザーグループ Cross Community Conference)
最近は、マイクロサービス関連やコアすぎる情報が多くて、実装が好きな私としてはあまり面白い情報が少なかったのですが、JJUG CCCは技術寄りの話しが多いから良いですね。とても有意義な楽しいイベントでした!
ということで、午後からの参加のため、AMの情報はないのですが、参加したセッションと各セッションについてまとめてみました。
※各セッションについてのコメントは、かなり個人的な感覚だったり、興味があるものベースで書いてあるのでお許しを、、、。
参加したセッション
- 普通の人のためのJavaコミュニティイベントのススメ(#ccc_ls)
- ReactiveだけじゃないSpring 5 & Spring Boot 2新機能解説(#ccc_e3)
- アンカンファレンス:最近のSI事情・JDKの選択(#ccc_l4)
- 請負Java開発でスクラムした成功事例(#ccc_m6)
- Java から TypeScript へ 切り替えて加速するサーバーレス開発(#ccc_m7)
- ビジネスとオープンソース - 戦略と手法 -(#ccc_c8)
各セッションのまとめ
普通の人のためのJavaコミュニティイベントのススメ(#ccc_ls)
■内容
JJUG(JUG)初心者の方へ向けて、コミュニティの存在意義やコミュニティにどうやって絡んでいくか
■参加した背景
自社の若い子たちをJJUGに興味を持ってもらうための情報収集
■感想
“Don't be shy.”良いですね!!
登壇者の方が影響を受けた言葉として、セッションを受けている人に広めていました。
JOnsen絡みの敷居が高すぎる話もありましたが、Javaに関してはコミュニティがとても大事だということや、コミュニティでの勇気を後押ししてくれる話をされていました。
数年前にビクビクしながらJJUGに来ておびえていた自分を思い出すと、こういうセッションがあれば心救われる人がいっぱいいるんだろうなと思いました。
開始直後に「横の人と挨拶してみる」みたいなのもありましたが、それもそれで雰囲気が明るくなって面白かった(笑
ぜひとも、CCCで毎回やってほしいなと思うセッションでした。
ReactiveだけじゃないSpring 5 & Spring Boot 2新機能解説(#ccc_e3)
■内容
Spring 5 及び Spring Boot 2の新機能についての説明
■参加した背景
Spring関係の新しい技術の情報収集
■感想
毎回、Spring関連の情報を発信してくれる登壇者の方のセッションで、
いつも通り良い情報を良い感じにもらえました(笑
業務上、使うかわからないSpringの情報なので、そこまで細かくは必要ないけど、情報を押さえておきたい私にはとても助かります。
また、次回もよろしくお願いします(笑
アンカンファレンス:最近のSI事情・JDKの選択(#ccc_l4)
■内容
公募した議題について議論するアンカンファレンスセッション(参加者主導の会議)で、最近のSI事情・JDKの選択について議論
■参加した背景
当初は参加する予定ではなかったのですが、自分が上げた議題の「JDKの選択」
が採用され、いろいろ聞きたかったため
■感想
とてもよかった!!
椅子を円状に並べて、皆で囲みながら自由に会話する感じで、普段は登壇しないような方たちも自由に発言し、現場の生の声が聞けた気がしました。
また、私が抱いていた「JDKの選択」についての悩みについては同様に悩んでおられる方もいたようで心強かったですw
で、なんでその議題を上げたかですが、リリースモデルが短いスパンになり、大型プロジェクトを行った時にプロジェクト途中でバージョンを上げる必要があったりとかで、今後どうやってプロジェクトを計画、実行していくかを検討したかったためです。
現状の結論として、「バージョンアップをシカトする」「有料サポート(修正パッチをもらえるサポート)を受ける」「プロジェクトの途中でバージョンアップを行う」の三つの選択肢しかなく、私としては、「プロジェクトの途中でバージョンアップを行う」しかないかなと思っています。
それに向けて、バージョンアップをシカトするリスクや、バージョンアップが必要だということをちゃんと説明して納得してもらえる環境を作らないとなと思いました。
まぁ、ゼロデイ攻撃の件で脅せばバージョンを上げないとか、パッチを当てないって選択肢はないのでしょうけど(笑
請負Java開発でスクラムした成功事例(#ccc_m6)
■内容
■参加した背景
登壇者の方がスクラム開発を選んだときの背景と一緒で、仕様が決まるのが遅くウォーターフォールでの辛さを感じていたため。
■感想
同じことをやったら必ず成功するって感じでは無さそうでしたが、成功したプロジェクトでのリーダーの意識的なものを学べました。
「仕様の決まったウォーターホールより、スクラムのほうが工数がかかる」という話があり、そのために最初に積んだ“リスクの工数”というのがあったのですが、そのリスク工数をどう算出してどう納得させるか。。。
Java から TypeScript へ 切り替えて加速するサーバーレス開発(#ccc_m7)
■内容
AWS Lambda を使用したマイクロサービスアプリケーションにて、諸々の問題があったのでサーバーレスなTypeScriptにした話
■参画した背景
Angular2に興味があって調べた時にTypScripを見て興味があったため
■感想
TypeScriptがJavaと似てるか書き方ができるってのは興味深かったです。
ただ、現状でAWS Lambdanoを使ったマイクロサービスは厳しそうなのかなって
思いました。
私は業務として使わないので、もう少し待とうかなと。。。
ビジネスとオープンソース - 戦略と手法 -(#ccc_c8)
■内容
オープンソースでの稼ぎ方について気になっていたため
■参画した背景
自社でオープンソースを作りたいと思っているが、稼ぐイメージを全く持ってないため。
■感想
オープンソースのいろいろな稼ぎ方を知れました。
やっぱり、オープンソースで稼ぐって難しいんだなと思いました。
本当に稼げているのか疑問視するのもありましたが面白かった(笑